高校受験 資料作文の書き方|グラフ・データ問題の対策【例文つき】
前回までで、作文の基本的な書き方とテンプレートを紹介してきましたが、最近の高校受験では、資料を読んで書く作文(資料作文)が増えてきて、中学生を悩ませています。
例えば次のような問題です。
- グラフや表を見て考えを書く
- アンケート結果を読んで意見を書く
- 会話文や資料をもとに作文を書く
このような問題では、単なる感想ではなく「資料を正しく読み取り、自分の考えを論理的に書く力」が求められます。
資料作文とは?
資料作文とは、グラフ・表・データなどの客観的な資料を見て、自分の考えを書く作文のことです。
例えば次のような資料が出ることがあります。
- スマートフォンの使用時間のグラフ
- 中学生の読書時間に関するアンケート
- 学校生活や地域社会に関する調査データ
これらを見て、
「何が分かるか」+「それについてどう思うか」
をセットで書く問題です。
資料作文の基本の型(5つのステップ)
資料作文は、普通の作文の最初に「資料の分析」を足すイメージです。
次の順番で書くと、読みやすく説得力のある文章になります。
そのまま使える資料作文テンプレート
実際の試験でそのまま使える「型」です。カッコの中を自分の言葉で埋めるだけで、きれいな資料作文が完成します。
【保存版】資料作文テンプレート
この資料から(資料から分かること)が分かる。そこで私は、(自分の意見)と考える。
以前、私は(体験)をした。
最初は(困ったこと・失敗)だった。
しかし、(努力・工夫)を続けた。
すると(結果)になった。
このことから、(まとめの意見)が大切だと思う。
資料作文の例文
このテンプレートを使って、実際の入試によく出るテーマで文章を作ってみましょう。
テーマ:中学生のスマートフォン使用時間のグラフ
この資料から、中学生のスマートフォン使用時間が年々増えていることが分かる。
そこで私は、スマートフォンの使いすぎには注意する必要があると考える。
以前、私はゲームやSNSに夢中になり、つい夜遅くまでスマートフォンを使ってしまった。最初は勉強や睡眠の時間が減ってしまい、成績も下がってしまった。
しかし、時間を決めて使うように工夫を続けた。すると、生活のリズムが整い、勉強にも集中できるようになった。
このことから、スマートフォンと上手に付き合うことが大切だと思う。
資料作文を書くときの4つのポイント
① まず「資料の内容」を書く
いきなり自分の意見を書くのではなく、「資料から客観的に何が読み取れるか」を最初に書くことが資料作文の絶対ルールです。
「この資料から〇〇という傾向が見られる。」
② 自分の考えを書く
資料の分析に続けて、そのデータに対して自分はどう思うか(意見)を書きます。
「だから私は〇〇する必要があると思う。」
③ 具体例を書く
自分の経験を書くことで、文章の説得力が飛躍的に高くなります。学校生活、部活動、日常生活など、身近なエピソードを使いましょう。
④ 最後は前向きにまとめる
最後は次のようにまとめると、面接官(採点者)に良い印象を与えられます。
- 「これからは〜していきたい」
- 「〜することが大切だと思う」
まとめ
高校受験の資料作文は、次の順番で書くと分かりやすい文章になります。
この型を覚えておけば、グラフやアンケートなど、どんな資料問題にも対応しやすくなります。まずはこのテンプレートを使って、いくつかのテーマで作文を書く練習をしてみましょう。
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